店主:観賞しました

画像: 夢二

夢二

2012年01月25日

オープニングクレジット「表方」が最初に登場、なんのことだ?と思ったら「沢田研二」と続く
「キャスト」は「表方」、「スタッフ」は「裏方」と言うんですね。
そのタグイの豆知識を刺激させられる全編でした
・竹久夢二は上映20分までに3人とスルくらいマイケル・ダグラスみたいだったんだぁ
・原田芳雄扮する脇屋の荘厳な別邸が何回か写るたび明治時代の和洋折衷
 建築様式?何て言ったっけなぁ…思い出せず
・坂東玉三郎扮する稲村御舟さんは実在した人だっけなぁ
などなど、調べてみます

製作した荒戸源次郎さんが主演した「朝日のようにさわやかに」
07年に上野の一角座で観てから忘れられない映画人の一人です
この映画 公開当時はタイトル「愛欲の罠」でポルノ映画館でかかったそうで
確かに濡れ場は お約束通り3回程あるものの
源次郎さん扮する情婦を犠牲にしてまでも生き延びる非情な殺し屋が
他の殺し屋に延々と追っかけられる話
この殺し屋が腹話術の人形で人形を演じるのが監督でもある大和屋竺
人形が情婦を犯したり、ゴールデン街で撃合ったりで
度肝抜かれる見せ場満載。クセになって1週間くらいの上映中3回観ました
そんな源次郎さんの作る「夢二」を期待したのですが
比べると少し高尚で敷居の高さを感じた自分に寂しい思いがしました
・ユーロスペース


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