店主:観賞しました

画像: コーマン帝国

コーマン帝国

2012年04月10日

恩師ロジャー・コーマンを語る主な面々
本人、妻、弟、ジャック・ニコルソン、ロン・ハワード、ピーター・ボグダノビッチ、マーティン・スコセッシ
デビッド・キャラダイン、ポール・バーデル、イーライ・ロス、ジョナサン・デミ、ポール・W・アンダーソン
ジョン・セイルズ、パム・グリア(語り時間が長い順 恐らく)ら豪華映画人

映画製作50年。面々が語る、新旧作メイキング風景、制作費を渋りヨソで製作して
大ヒットの「イージー・ライダー」「ミーン・ストリート」等たくさんの本編まで
ギッシリ詰込んだドキュメンタリー(コーマン映画に習い90分の短尺まとめが心憎い)

面々語りの一部
・「古城の亡霊」主演のジャック・ニコルソン
 「撮影中監督が5人代わりストーリーもなく救いようのない映画…
  劇場に観に行くのが最悪の気分だった」に爆笑
・一方ジョナサン・デミは
 「ポー原作はかかせない6本…スタイリッシュでスリリングだ」に観たくなり
・「バニシング・イン・ターボ」カーレース観衆のエキストラ削減にプロデューサーコーマンは監督に
 「これで成功させれば私と関わらなくて済む」となだめる
 自身初監督作でのエピソードを語るロン・ハワードにまた爆笑
こんな語りが多い割に人柄については「紳士」「大学の先生みたい」
「友情を求めない…撮影の後は引っ込んで見かけない」程度しか語られない
「映画はビジネス」の印象から「人柄の良さ」に触れない人物ドキュメントと思いきや
終盤ジャック・ニコルソンが「感傷的になってごめん」と突然語りながら泣いたり
アカデミー功労賞授賞式で超A級映画人に囲まれる様子から
作り手の想いが察せられ観賞後は爽快なヒューマンドラマを観た気がしました

・新宿武蔵野館


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