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2012年12月05日
製作から42年経過した邦画で、わりと後に大物っぽくなった俳優さんが
多数出演で「え~若い頃こんなだったんだぁ」で退屈しない84分

・獄中の組長の弟役の原田芳雄。
 一応任侠物なので衣装が皆スーツか和服の中、ズッと
 素肌にジージャン(葬式だけ中にTシャツ着用)でジープを駆るワイルド兄貴
・偶然出会う原田芳雄に一目ぼれの佐藤蛾次郎。
 ハンドルがチョッパーのオフロードバイクで軍用ヘルメットを脱いだヘアが
 妙に今風な長髪、寅さん出演時のイメージ通りは愛称ゲバ作くらい
 ラストは手足をトラックひっぱり拷問死ながらも
 見どころはギター抱えてフォーク+動揺風を奏でます
 しかも84分の映画なのに2曲も
 蛾次郎史上最高のバイオレンス&ニューシネマなのでは
・当初の脚本にいなかったのではな3人組
1人目、地井武男。
 マット・デイモン+辰吉丈一郎(亀田長男でも可)÷2で
 ややデイモンよりな良い男です
 ビリヤード店をねぐらにクリーム色のスーツを着こなすイメージに反し
 やくざと警察の馴れ合いを先頭きって楯突く狂犬キャラ
 ビリヤードはもう少し練習しなくちゃ
2人目、藤竜也。
 シワさえなければ今と変らず白スーツに口ヒゲのナイスガイ
 やくざの大物を必要に狙うヒットマン役
 狙う動機がわかると、より存在感あったことと思います
3人目、梶芽衣子。
 「女囚さそり」と「野良猫ロック」でこの人の若い頃はたくさん観賞済みも
 やはり美し過ぎで主演じゃなので浮いてます
 出てくるシーンはまるで違う映画に観えるくらいに錯覚します
 唐突に濡れ場も演じる地井武男が死んでもミサオを守る流石のさそり
ほか今と変りない冨士真奈美などがたくさん出演してたり
任侠ものでアメリカンニューシネマだったり盛りだくさんすぎる感
あと30分あれば傑作の殿堂果せたと思います

・フィルムセンター
製作年など中途半端なのか3割りくらいの人出で
ゆったり観賞
2012年11月29日
監督作の評判がいつもいいイーストウッド
監督しない数年ぶりの出演作と聞きでどんなもんか興味深く観賞
出の悪いションベンにブツブツ言いながらのオープニングに
アクションはないイーストウッドだとわかる
拳銃かまえる姿はみれないまでも
(どの出演作でもみせる)目をむき出して脅えたような
怒ってるような表情は球場のベンチでころんだ
起き上がりにみせてくれました

高校生スラッガーをスカウトのため試合を同業とみて回りながら
娘との幼少期からある確執を上手く物語に乗せ
わりとゆっくりすすんでいくし、そのスラッガーや同級生
性悪なライバルスカウトのロバート・パトリックなど
ちょっと出てくるちょい役さんは絵に描いたようなキャラクターヅらしてたりで
何かいつまでも観ていたい雰囲気があるなと思いつつ
終盤この物語はハリウッド的にどう結ぶんだと案じた頃
偶然剛速球高校生を発見するあたりから無理やり急展開してハッピーエンド。
無理やりな時間はホンの10分ほどの剛速球でツッコム間をあたえません
こういうあっという間の結びのテク、ありですね

・TOHOシネマズ流山おおたかの森
2012年11月01日
想像の物語を抑え、被災地で取材を重ねて出来るだけ史実に基づき
情緒、情感を記録したい園監督の主旨がパンフにコメント

エロ、バイオレンスをたくさん見せ人間のきわどい面の
エグり出しは影をひそめ、今作の主人公は認知症の妻と
独り立ちできない息子をもつ至極まっとうなくらい
出来すぎた父親の話が淡々とつづき
最近の園ファンの期待は外れます

・津波で流されたであろう両親を探しながら
 結婚をうちあけるエピソードに、そういえば震災直後
 被災地のみならず世の結婚願望が高まってたな
・被災地ナンバーをつけた車に給油を露骨に断る店員
・放射能汚染を気にするあまり最後は子供を産むどころでは
 なくなる妊婦さんを「放射能恐怖症」
などなど当時は報道されたものの時間がたつと「そういえば」
になってしまいそうなエピソードがたくさん並べられたように思います
監督の思惑通りの記録でした

・ヒューマントラストシネマ有楽町
2012年10月24日
テレビでしか観た事のない今作、同じく昨年「ダーティハリー」を
大スクリーンで始めて観て別の映画かと思えるくらい衝撃に味をしめ、
エンニオ・モリコーネの口笛が観賞前から頭に流れっぱなし状態でみゆき座へ

本編は「プレゼンテッドバイ クロサワプロダクションのクレジットからはじまるのか~」に
東宝が当時、訴えて勝った証がこれか~で最初の感激。
続いてオレンジ色の影絵のようなアニメのオープニングクレジット、
もうこれだけで熱くなります。
テーマ曲、今まで気づかないのが不思議なくらい鐘の音が鳴りっぱなしに
気づくのもスクリーン観賞のおかげでしょう?
おかげ観賞は小言も言いたくなるような気づきも
あるにはあるものの、やはり傑作です。

決闘に現れるイーストウッド、ダイナマイトで砂煙で登場、
主人公自らの演出で始まるラストまで本当シビれた

・TOHOシネマズみゆき座
午前10時の映画祭に昨年来から10回くらい観てますが
「大いなる西部」の予告編やってました
予告編ははじめてで、興味深いものでした。
グレゴリー・ペック、チャールトン・ヘストン、キャロル・ベイカーなどを
クレジットと連呼して出演スターがわかりやすいんですね
最近はスターがいないせいか?予告編で出演者を
紹介しない気があらためて感じました
これからはDVDのおまけについてる
予告編もちゃんと観てみようと思います
「荒野の用心棒」20%ほどのお客さんですが半分くらい女性でした
まだまだイーストウッドもてもてで羨ましい
2012年10月22日
消耗品軍団みどころ満歳サービス満点大作

・ジェット・リー冒頭の戦闘場面しか出演ないものの、
 ちゃんとカンフーするんですね、しかもリー・リン・チェイ時代の
 三節昆に変り両手にフライパンで悪漢退治
・シュワルツェネッガーとブルース・ウィリス、前作では確か
 序盤にホンの1シーンくらいの出演だったから今作も
 「溶解炉で溶かすゾ」などと黒人に笑いとられて
 お疲れさまなのかと思いきや中だし、ダメ押しに
 ラスト二人で豆自動車乗って銃撃戦までお付き合い
・悪のボスキャラ ヴァン・ダム、消耗品軍団からブツを横取りして
 颯爽と引き上げる登場シーンは
 「ダメだよ、軍団全部殺さなきゃ復讐されるよ」と観てる僕らに
 ツッコませてくれるあたり、観賞する人に合せた心憎い演出。
 ラストはスタローンと「ガチ」、決闘は「ガチ」に限る
まだまだみどころたくさんあります。
ただジェイソン・ステイサムのベレー帽あんまり似合わない気が?
とスタローンはカツラ?頭が気になるどうでもいいような点2つ

・TOHOシネマズおおたかの森
2012年10月20日
次の休日、妻を連れ立って何を観ようか
「セイフ」、「エクスベンダブルズ2」、「アウトレイジ」、「希望の国」など
頭に浮かんだものは人がいっぱい死ぬシーンがどれも多そう
中でも一番多そうなものを消去のつもりで意外性から「セイフ」。
観賞後は多分的中だろうと太鼓判つきで気前よく殺人、
もちろん主演ジェイソン・ステイサムは90分強の間ムラなく、迷いなく、
目の前に居るもの片っ端から殺り、20人は下らないはず。

中盤頃まで一応物語りをつける義務に駆られてか、
リンチしながら主人公の生い立ちを語る元同僚警官らのシーンや
ジェイソン・ステイサム、消耗品軍団では最もまだまだ消耗していないものの、
さすがにケージマッチは瞬きしてる間にノックアウト処理などツッコミどころが少々
そういう観かたの自分の未熟さを今もって反省です。

スマホを使いこなしラストはアウディでカーチェイス、ジェイソン・ステイサム尽くしの逸品

・MOVIX亀有
2012年10月13日
オクラホマからハリウッドスターを夢見て長距離バス グレイハウンドで
ロスに向かう冒頭から車中の乗客が皆で歌いだした
全編80年代ロック版「ロッキー」とばっかり思って
観たとたんミュージカルに絶句
満席の中、途中退席する度胸もなく
しかたなく眺めていると、いいところありました

ライブハウスを閉鎖に追込む首謀を演じるキャサリン・ゼタ=ジョーンズが最高です
最初に登場する当選演説スピーチがオーバーで
嫌味な匂いをプンプンさせ期待させます。
次の登場でピンクの丈の短いスカートスーツを
惜しげもなくヒラヒラでパット・ベネターを見事に歌いあげ。
トム・クルーズに触られながら
「オッパイ(昔のように)上に向いたままだ」に卒倒。
ラストは当時いたグレース・ジョーンズまがいの格好。
ゼタ=ジョーンズ、これまで「トラフィック」くらいしか観た事なく反省し改めます。

この映画ゼタ=ジョーンズだけでなく他にも「イメージ壊れるのでは?」
な俳優さんが出て貴重な気がします。
ライブハウスオーナーのアレック・ボールドウィンは
無精ひげの従業員とキスをきめ。
トム・クルーズの初登場は貞操帯をはめた股間のアップ
見ようによっては陰毛も、から始まり終始そんな調子。
ポール・ジアマッティはいつもどうり嫌味な悪徳マネジャーでした

・新宿ピカデリー
3週目ですでに公開打切りが多く新宿まで遠出
眠らない街 夜の新宿は昔と変らず賑やか
18:30頃ピカデリー到着、ロビーも若い人でムンムン
混雑は遠慮したいけど映画が繁盛してんなら良しとします
20分前のカウンターで座席予約
なんと残り3席が全て最前列、これはまいった
が良しとしました
2012年10月09日
ダイエットではじめたムエタイから総合格闘技に転身、また転身して
世界をまたにかけるスパイ役で映画初主演のジーナ・カラーノさん
劇中 志穂美悦子を売り出した「女必殺拳」シリーズと
どうしてもダブって観えたのは日本の(オールド)ファンには
どうすることもできません

比べ物にならないくらいアクション、カットは早く音楽もスタイリッシュ!
聞き様によってはモンド系で東映に似てたようにも聞こえます

パンフの監督インタビューに
「アクションの主演に女性を添えると登場人物らの厚みが出る」
ような観てみるともっともなコメントです
殺っつけたメンバーは元同僚のチャニング・テイタム、
フリーランススパイのマイケル・ファスベンダー、
エージェントのユアン・マクレガー、黒幕アントニオ・バンデラス…
確かにブ厚い登場人物だと思いませんか

雪の森の中を賭ける青いランエボ、パトカーにプリメーラとプラドー
要の車に日本車の元気な姿を確認でき嬉しく思いました

・ヒューマントラストシネマ有楽町
2012年10月05日
中学生の時はじめてロメロの「ゾンビ」に魅せられ、
そう多くわないもののゾンビモノ観つづけかれこれウン十年
今作で新しいゾンビ発見
・食べるものは人肉かとばっかり思いきや、ケーキも食す
・元祖は「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」と言うので
 ゾンビは夜行性が当たり前。は過信でした
 今作では出てる全員が夜は寝るです。
 たったまま微妙に左右揺れながら
近ごろのゾンビものは新しい発見の出会いが楽しみで
多少出来が悪くてもOK

冒頭から「性格がウジ虫」と言われる女癖の悪い主人公
行動発言(演技も)唐突で確かに映画のヒーローとは思えず
観ている間少々気持ち悪い
立体駐車場から車でヒロインと脱出を試み出口に体当たりも
シャッタービクともせず、なぜかウジ虫ヒーローはシャッター操作ボックスを
銃で撃つもシャッタービクともせず「なんで撃つのよ」
で結局脱出できずそのシーン全く意味なし。
この場面、一番今作の身の丈にあってたような気がします。車はスマートケー

上映前の予告はセットの「モンスター・トーナメント」
8人のモンスター紹介のみならずほとんどの試合の決まり手カットを
気前よくお披露目、しかもテンポもよくて
先週観た本編よりずっといい映画です

・シアターN渋谷
2012年09月25日
めまぐるしくカットが変わり、デカイ音のカークラッシュと発砲音で
息をつかせぬアクションを序盤から観てる限り
「まぁ~流行りものだけど無難な感じかな」も
CIAから指名手配で伝説の元CIA諜報員フロストを演じるデンゼル・ワシントンを
隠れ家(原題「セイフ・ハウス」)で管理人を勤めるだけのCIA職員が追うはめに。
重要なファイル?を持つフロストをギャングも追う
そのギャングが誰の使いか!

逃げる、追うの無難なサスペンスとアクションも、
正義の管理人だけでなくフロストがなぜ裏切り者になっていったかが
観ているうち悪役のデンゼルにも感情移入され
出来のいいメロドラマにとどまらずハラハラで退屈しません

拷問は水責め取調べ程度で耳削ぎなどマカロニ調までないものの
ラストの殺し合いは血糊の少ない「レザボア・ドッグス」です

オープニングクレジットの順番結構後にサム・シェパードの名を見つけ
「まだ現役か!」と期待
去年新宿武蔵野館で観た「天国の日々」製作から
30年くらい経ってるから、だいぶ老けたのは否めないものの
要の悪役?しっかり演じてました

・TOHOシネマズ有楽座
2012年09月19日
金正日、サダム・フセイン、ビン・ラディンなき今、実在する
最後の独裁者アラジーンという架空の人物の劇映画。
カザフスタンのメディアがアメリカレポートをドキュメンタリー風珍道中に描いた
「ボラット」を大笑いして観たときの印象が強く太鼓判を押して妻を連れて観賞

・性交渉相手のアラジーンのポラロイドコレクションにシュワルツェネッガー
・アラジーンの国から処刑を逃れた核ミサイル開発者の
 亡命先ニューヨークでの仕事が「ノートパソコンについたザーメン拭き」
・スーパーの店内でもよおした妊婦の膣の中から聞こえる携帯の音と
 覗く画面。仏製?ポルノ「プッシートーク」を思い出す
・ビルの合間を綱渡り中のワイヤーが切れて階下の窓に衝突する瞬間の
 コンマ何秒のシーンに、ガラス越しに見えるアラジーンの男根丸見え。芸が細かい
など等たくさん笑わせてくれます。
いつかデビッドさんで特集したい大物俳優さんも1シーン出演で退屈しません
ただ「ボラット」に比べると…ですが
次回作もきっと観にいく事と思います

・TOHOシネマズ流山おおたかの森
2012年09月15日
山海塾のような宇宙人?の冒頭のシーンがなければ
シャラマンの「サイン」を観たときの、こんな陳腐な宇宙人が出てくるラストを
制作費、裏方、表方らハリウッドが作る贅沢感が一緒に思えます

リドリー・スコットが30年前に作った「エイリアン」、「ブレードランナー」以降
影響を与えた作品は数知れず。
「人類の起源」と銘打つ本作、ヒロインが全自動手術カプセルで
エイリアンを帝王切開のシーンをはじめ
自身で亜流品の決定版をこさえたように観え
その心意気が贅沢感と共に心地いい

東洋系乗組員のヘアスタイルが2012年純和風だったり
風船を頭にかぶるような宇宙服は月面着陸時と変らなかったりで
ツッコミたくなるようなところの手作り感が
昨今多用するCGとこれまたいいバランスを生んでます

・TOHOシネマズ日劇
 3D版
2012年09月09日
生前のボブのインタビューのほか従兄弟、母、学校の先生、息子娘や
ウェイラーズのメンバーらのインタビューでボブの誕生から死までを証言

英国白人の父とジャマイカの黒人の母の混血児だったことも知らず
観賞に挑むまえは「ボブ・マーリーなんて興味もないのに
2時間以上もあるドキュメンタリー、なんで観にきたんだろ」が
観賞後は頭の中レゲエ流れっぱなし、
世界中の人を引きつけた理由がよくわかった気がします

混血児のため幼い頃 人から拒絶され父からも拒絶され
貧困なトレンチタウンでは独創的でなければ生き延びられない環境でレゲエを生んだ
インタビューの一人が「ボブの歌、歌詞はいじらしい」は
育った環境がよく反映された一言
一方、証言者に続々とボブの特別に親しい女の人が何人か出てきて
「女性に対しては不誠実だった」と証言も最期の時は
それぞれの子供まで集まったようで
やはりラスタ(神)のような存在だったことがうかがえます

78年ジャマイカは政治内戦が激化、沈静化に向けたフリーコンサート開催に
亡命中のボブ参加して敵対する党首2人をステージに上げ握手で休戦なるエピソード
やジンバブエの建国独立イベントが催涙ガスでステージから
ウェイラーズのメンバー全員逃げてもボブはうたい続けた神技も
ジャマイカに来てボブと一緒にステージにたちギャラを盲学校に寄付していった
スティービー・ワンダーに強く感銘を受けたことがきっかけの一つであった
ことなど長いようでギッシリつまった短い144分

世界中で旋風を呼んでいたボブが黒人に受入れられたくて
コモドアーズ(恐らくピークをとうに過ぎた)の前座で演奏したエピソードも泣かせます

・角川シネマ有楽町
2012年08月29日
少し前に観た「遊星からの物体Xファーストコンタクト」同様
オリジナル版は面白かった印象が強いわりに、ほとんど覚えておらず
観賞中「観かえしとけばよかったぁ」反省

20年前と世相を反映してあきらかに変ってるんだろうなぁは
貧困地区が現在の中国をベースに数十年後が舞台。と
検閲のシーンが9.11を経験し生々しくSFっぽくない感じが
画面によくでてる気がします。

歌舞伎町をベースにした未来都市が舞台の「ブレードランナー」が世界中で話題も
30年経つと中国にとって代わり、どこかの大統領が言った
「以前ほど日本は世界に影響力がない」などの発言が身につまされ
118分 追いかけっこが延々と続き目まぐるしいアクションの連続も
悶々とした思いで観賞。
バーホーベンのオリジナル版は「ロボコップ」同様に殺戮アクションに
明るさがあったような印象も、こちらは「おっぱい3つ女」の
登場以外は全編シリアスでした。

エレベーター内のケイト・ベッキンゼールとジェシカ・ビールのキャットファイト!この場面が
もう少し色気が出るようだと全体にグッとくると思いますが
そうするとリメイクの意味がないんでしょうね

・MOVIX亀有
2012年08月17日
ブルー・ピンク・イエロー・グリーンのパステルカラーの並ぶ住宅街
家と同じくらいの大きさの芝の庭で缶ビール飲みながらスポーツ観戦
時代が少し前のアメリカ映画のこんな風景を観てると憧れます
手がハサミの人造人間まで現実では受入れられないと思いますが
オーケストラとオルゴールが印象的ないいおとぎ話でした

毎度おとぎ話のティム・バートンに少々違和感があり
今作も乗りきれないのが正直なところも、そのせいか
ジョイスと名乗る淫乱お姉さんが出てくるとこだけスケベ度が際立ち
ピッチリのパンタロンスーツの黒い下着が透けてるあたりは特にグッときました
気になってウィキでみるとキャシー・ベイカーという
素敵な笑顔の女優さんなんですね

・TOHOシネマズみゆき座
午前10時の映画祭 青の50本

左の画像は公開当時のチラシです
絶賛販売中●特集・ティム・バートンからどうぞ
2012年08月14日
エイリアン、変身特殊メイク好きを中心に伝説化した30年前の前作
伝説化に賛同できるほど面白い印象は確かにあった。
この新作を鑑賞中にあの犬の変身シーン以外何にも覚えてないことに気づき
「もう1回観てからくればよかった」なぁと後悔しつつ
変身の連続で悔を忘れさせてくれます
(後ろの席の人に2回背もたれを蹴られました。かなりビックリしてた模様)

今作の初変身シーンでヘリコプターの中で顔が斜めに裂けて変身する人は
歪み顔でキャストされたとしか思えないくらい歪んでます。間違いないです
そのせいか登場人物のほとんどの顔が変身前から歪んでるように見えます。
気のせいでしたが主人公の女の子も作り物の歪んだ顔にみえたシーンがありました

・TOHOシネマズ日劇
お盆期間の19:50レイトショー、すいてるだろうと高をくくっていたところ
80%ほど席が埋まり、そのうち自分を含めおじさん率は90%を占め
男臭ただよう館内に熱気ムンムンでした
2012年07月14日
「バーはない、ボーリングもない、娯楽センターじゃないビリヤードだけだ」
のビリヤード場のオヤジの台詞からはじまり
近ごろきかなくなった「マイアミで日光浴して休暇をとろう」
呑みながら打つファースト・エディことポール・ニューマンに
マネジャーを名乗出る男「酒は負けた場合の弁解になるだけ」
に続き「世の中は負ける口実を探す奴が多い」や
素人相手に場末のバーで資金稼ぎに出るエディに
「名が知れてる、大怪我するぞ」に
エディは皮肉で「お前は父親か?」に
マネジャー「養子にしようか?」とやり返す

観てる自分が齢とったせいか2作目が公開された当時に観たときより
洒落てわかりやすく耳に響き頭に残る格言のように全ての台詞が聞こえました
連合いとレストランの入店時、ウェイターに
「静かなテーブルを」とちょっとした言葉もやけに耳に響く。

全編カッコよく、特にあの当時のポール・ニューマンはホントにカッコよく
目が合う女子は皆ホレるから道は下向いて歩いてた伝説は
ダテじゃない気がします

果しあいに戻るラストのビリヤード場に乗り込むシーン
キーンとはりつめた雰囲気が画面からよく伝わり
勝負後は互いに「いい腕してるぜ」「お前もな」のベタなラストまで響きました

・TOHOシネマズみゆき座
2012年07月11日
自宅のキッチンに「cuisine」と大きな看板提げてたり
ギネスにも載る世界一のピスタチオのオブジェをはじめ
1コマ1コマ切り取って絵になりそうな
また、1シークエンスごと切り取っても楽しい短編に出来そうな
ダブリン、ニューヨーク、ミシガン、ニューメキシコ、ユタを巡る残党探しのロードムービーでした

30年疎遠だった父がライフワークだったアウシュヴィッツの残党探しに
アメリカ中を車で旅に出るショーン・ペン演ずる元ロックスターの何やら暗い話を
暇つぶしの株投資やハイアライという素手のスカッシュ
極めつけはデビッド・バーンが演奏付で本人役で出ていたり
バブリーな良き80年代を彷彿させられます

ショーン・ペンは敷居が高い感じがしますが今作はバブリーな人たちに
「悩み事、聞きたくないけど聞かされそうだ」とか
「父はお前を気にしていた」と言う相手に「嘘だ、でも気持ちは嬉しいよ」とか
小さな声でボソッと言う気の弱そうな役で意外でした

楽しみにしていたデビッド・バーンは1曲だけですが
演奏する後ろにリビングで雑誌めくる女子を部屋ごと90度反転状態から宙吊りで
客席まで移動をほとんど1カット長まわしの奇想天外な演奏シーンだけで充分堪能。
同じデビッドのリンチのような白髪逆立ちヘアーもこたえられません

・ヒューマントラストシネマ有楽町
2012年06月30日
「ラスベガスをやっつけろ」ではベニチオ・デル・トロが演じた主人公GONZOこと
原作者ハンター・S・トンプソンをジョニー・デップが演じ
冒頭散かり放題のホテルの一室(様子が左の画像です)に来る
ルームサービスとの第一声から、まんま「ラスベガス…」を思い出します
アル中を演じると目が充血、酒焼けしたダミ声のせいで
まんま、似たようになることがよくわかりました

ラスト20分あたりでジョバンニ・リビシ演じる同僚ライターの淋病検査したお礼に
薬をたしなみ、ようやく幻覚をみる。
全編幻覚の「ラスベガス…」以前のGONZOビギンズ

この淋病検査とか笑えるところ沢山。
特に運転席のシートを盗まれたフィアットに
相棒ボブの膝上に二人乗りはホントに可笑しかった

一方で重いところも。
カーニバルで羽目外しすぎたヒロインが黒人クラブで男を誘惑
仲間の白人放り出されて監禁のまま行方不明。
このヒロイン去年カーペンターの「監禁病棟」に主演したアンバー・ハード

おまけに「真実のニオイ、インクのニオイ」をはじめ格言も沢山で楽しい観賞でした

・MOVIX亀有
初日にも関わらずお客さんは4人
ジョニデ出演もアル中とかヒトラーとか淋病とか祈祷師とか…
郊外のシネコンでは、とっつき辛いのかもしれませんね
2012年06月28日
「全世界の『マッドマックス2』ファンに捧ぐ」という事で、これは必見!
チラシや紹介された雑誌、公式ホームページなどに
血みどろ男の写真、火を噴く火炎放射器、
これまた火を噴く改造ヴィンテージカーから期待を膨らませ大都会渋谷へ観賞

確かに冒頭から主人公の二人からは「ヒューマンガスさま…」「マッドマックス…」が
何度も出て期待が益々膨らむも結局カーアクションはヴィンテージカーが
2回ドリフトするだけ、しかも回想シーンで意味なし、火炎放射器の凶器使用もなし

「マッドマックス2」を成長期に観て衝撃を受けそのまま大人になって
世紀末「トランクに火炎放射器積んで町を出よう」を実現させたい
全てのマッドマックスファンの「靴下とか買って家を出よう」
「お前こそヒューマンガスになれる」など
全編幼稚な台詞で代弁した主人公の初恋⇒失恋を描く
バイオレンスものの期待を裏切るホントにせつない青春映画でした

わたくしも衝撃を受け幼稚なままの一人です
せめてデビッドさんで・バイオレンス特集を実現させたいものです

・シアターN渋谷
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